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非接触放射温度計を用いた測定

操作はかんたん

非接触温度計での測定方法はとっても簡単。対象物に向けてスイッチ(トリガといいます)を押すだけで瞬時に読み値がディスプレイに表れます。応答速度はわずか0.5秒です。
  • しくみもかんたん
  • カタログの見方について、ポイントをご説明!
  • D:S比(距離とスポットサイズ)
  • 「視野がけ」には要注意。
  • 使用環境と温度

しくみもかんたん
非接触での測温は、カメラの撮影とよく似ています。「対象物を撮影する」といった感覚でとらえてみてください(下の図を参考にしてくださいね)。レンズを清潔に保ち、視野を確保することが大切なのがわかりますか?

対象物から放射された光は、大気を抜けて、温度計に届きます。温度計にはレンズが内蔵されていて届いた光を集め(太陽光を虫眼鏡で集めるようなイメージです)、ディテクタという高感度検出素子の上に焦点を結びます。このエネルギーは増幅器で増幅され、内部回路に伝わり、規定の演算式により温度値に変換され、ディスプレイに出力されます。


カタログの見方について、ポイントをご説明
「温度レンジだけではなく、次の3点に注意して正しい温度計を選択しましょう!」
 

 カタログ上の表示 意味
①D:S比又は距離とスポットサイズ
「どれくらい離れた位置からはかるの?」をもとに、その位置で温度計の測定エリア(スポットサイズ)がどれくらいの面積になるかを表したものがD:S比。一般に距離に比例して面積は大きくなります。
*注意!!:測定エリアが対象物からはみでてしまうと正しい読み値を得ることはできません(視野がけ)。

②動作環境温度 周囲の温度は0~50℃以内でないと温度計が正しく作動しません(カタログの仕様は保証されない)。温度範囲を超える場合は空冷・水冷が必要。またレンズ汚れや粉塵が多い環境では、視野確保のためエアパージなどのアクセサリが必要になります。

③放射率 一般的なのは0.95。実際は材質や表面状態で微妙に異なるためハイエンド機種では細かい任意設定が可能になっています。光沢のあるもの、薄いフィルムの場合は注意が必要です。


D:S比(距離とスポットサイズ)
対象物から離れれば離れるほど、測定エリア(視野)は拡がってしまうため、離れた場所から測定する場合は、D:S比の高い機種を選ぶ必要があります。カタログに記載しているD:S比は、距離:測定エリアの比率であり、このD(距離)の値が大きいものが遠距離から小スポットを確保できる機種です(弊社では4:1~300:1までそろえています)。なお、レイテックのほとんどの携帯型には、スポットサイズが”見える”円形レーザを採用していますので、視野欠けのない、正確で安定した測温が行えます。据付型にはレーザマーカ又は適切な視野を確保するための各種キットをご用意しています

*赤いレーザマーカはあくまでも測定箇所をわかりやすく表示するための赤く色のついた光、測定エリアの目安にすぎません。よく誤解されていますが、非接触温度計はこの赤いレーザで温度を測っているのではありませんのでご注意ください(このページの「しくみもかんたん」を参照)。

「視野がけ」に注意しましょう。

非接触温度計は、その視野に入ったものすべての温度を測温します。測定エリアが対象物からはみでてしまうと、背面の壁の温度まで測定してしまい、読み値がくるいます。対象物が小さい・狭い場合は、より対象物に近づいて測定してください。精度が要求される場合は、対象物は少なくとも、温度計のスポットサイズの2倍以上の大きさがなくてはなりません。

使用環境と温度
ガスや粉塵、水しぶきなどによるレンズ汚れがあったり、ノイズ、磁場などが付近に存在すると、精度よく測ることができません。この場合は、保護ハウジング、エアパージ、水冷ハウジングなどのアクセサリを装着することにより、正しく測定できます。食品用の携帯型MTFSについては、水蒸気などが多い操作環境を考慮し、ディテクタにフィルタを装着することにより、この影響を極力小さくしています。使用環境に20℃以上の急激な温度差が生じた場合は、サーマルショックが懸念されますので、少なくとも20分間は温度計を安定させた上で、測定を開始してください。

 
 
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